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アラサー文系会社員の逆襲

センスある映画を見たい時に。ウェスアンダーソン作品BEST3

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先日 公開されたばかりのウェス・アンダーソンの最新作「犬ヶ島」を見てきて

痛感したんですけど、「やっぱりウェス・アンダーソンはいい!」ということ。

 

これはもう紹介せずにはいられないんで、勝手にBEST5をあげてしまいました。

 

 

ウェス・アンダーソンってどんな人?

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1969年5月1日、テキサス州ヒューストンに生まれ、

2001年の『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でアカデミー脚本賞にノミネートされるなど、「ハリウッドでもっとも次回作を期待されている監督のひとり」とされる

どんな作品が多い?ユーモア&映像美&個性的すぎる登場人物たち

どの作品も評価の高い監督ですが、どの作品を通じても共通するのは

 

・圧倒的な映像センスのよさ。

・真面目さとユーモアのすごいバランス。

・愛さずにはいられない個性が豊かすぎる登場人物たち。

・そして少しだけいびつな家族関係

 

僕の好きな映画監督にウディ・アレンがいるんですが、ウディ・アレンの映画も

センスのいい知性的なユーモアが効いていていい作品が多いです。

 

ただ、ウェス・アンダーソンの作品の方がもっと映像作家のような映像の作り込みが本当にすごい。これはどの作品をみても実感できると思います。

 

ウェス・アンダーソン監督作品 おすすめ作品厳選5作を紹介!

1位「グランドブタペスト・ホテル」 

美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。その宿泊客のお目当ては“伝説のコンシェルジュ“グスタブ・Hだ。彼の究極のおもてなしは高齢マダムの夜のお相手までこなす徹底したプロの仕事ぶり。
ある日、彼の長年のお得意様、マダムDが殺される事件が発生し、遺言で高価な絵画がグスタブに贈られたことから容疑者として追われることに。愛弟子のベルボーイ・ゼロの協力のもとコンシェルジュの秘密結社のネットワークを駆使してヨーロッパ大陸を逃避行しながら真犯人を探すグスタヴ。殺人事件の真相は解明できるのか!?

第87回アカデミー賞(R)最多4部門受賞、最多9部門ノミネート!

本当に映像美がすごい。

スケールの大きい舞台にそれに全く見劣りしない脚本。最初から最後までテンポよく

ストーリーが進行してウェス・アンダーソンの世界にどっぷりはまれます。

この世界観は初めて見た人なら必ずビビります。

とても綺麗なのに少し冷酷で、何度も見てしまうくらいクセになる作品です。

 

2位「ムーンライズキングダム」

1965年、ニューイングランド沖にある小さな島で、12歳のサムはボーイスカウトのキャンプから脱走する。
1年前、島の教会でサムは同い歳のスージーと出会い、恋に落ちた。それから1年に渡る手紙のやりとりを通して密かに駆け落ちの計画を練っていたのだ。落ち合った2人は、手つかずの自然が残る入り江を目指す。
一方、2人がいなくなった事に気づいた大人たちは大慌て!ボーイスカウトのウォード隊長(エドワード・ノートン)、シャープ警部(ブルース・ウィリス)、そしてスージーの両親(ビル・マーレイ&フランシス・マクドーマンド)は、2人を追いかけるが・・・。
果たして二人の“愛の逃避行"の行方は?そして、やっきになって2人を引き離そうとしていた大人たちは?

 

こんなかわいい大冒険をする12歳はみたことないです。

単純に面白すぎる作品。駆け落ちを試みる子供と心配し、追いかける大人。

子供も大人も真剣そのものなのに、どこかユーモアが全編を通じて漂っています。

子供の純粋すぎて真剣な動機や、冒険中に見せる振り絞った勇気をみて、見ている大人の心を揺さぶる映画です。ハッピーエンドなのも最高です。家族で安心して笑ってヒヤヒヤして、皆が共感できる名作です。

 

3位「ザ・ロイヤル・テネンパウムズ」

ロイヤル・テネンバウム(ジーン・ハックマン)は、妻エセル(アンジェリカ・ヒューストン)と3人の子ども、チャス、リッチー、マーゴとともに静かに、平和に、いつまでも一緒に暮らしたいと望んでいた。35歳で大邸宅を手に入れ、有能な法律家として将来を嘱望されている身・・・と彼自身は思い込んでいたが、妻エセルへの「ほんのわずかな誠実さの欠落」により2人は別居することに。エセルは子どもたちを熱心に教育し、各々の才能を育んだ。やがて3人は「天才」と呼ばれるようになり、エセルの著書である「天才一家」はベストセラーとなった。ロイヤル&エセル夫妻と天才と謳われた3人の子どもたちとのテネンバウム家の22年は、裏切りと失敗と奇行の変転。そして、今また、新たな歴史が始まろうとしている。ロイヤルはエセルに「私はあと6週間で死ぬのだ、最後くらいは家族と一緒にいたい・・・。」と告げる。かくして、22年ぶりに一つ屋根の下に暮らすことになったテネンバウム家。ロイヤルの余命6週間・・・家族再生となるだろうか?

 

この作品の父親がヤバすぎる。

こんなヤツが自分の父親だったかと思うと・・それもちょっと憧れます。

家族全員をふり回しまくって愛想を尽かされる父親が家族との心の距離を近づけようと悪戦苦闘する話。

いろんな父親像があると思うけど、ここまでエキセントリックな父親もそういない。

でもどこか憎めない、ずるいキャラクターです。

魅力的すぎる子供たちが本当に面白すぎるのでぜひ見て欲しい作品。

 

4位「ファンタスティック Mr.FOX」

Mr.フォックスは盗みをしながら暮らしていたが、妻のMrs.フォックスとちょっと変わり者の息子アッシュのために足を洗い、今は穴暮らしをしながら新聞記者として働く日々。だが、「もっといい暮らしがしたい! 」そんな欲求にかられた彼は、丘の家を購入することに。しかし丘の向こうには意地が悪い3人の農場主(人間)が住んでいた。憧れの家へ引越し、人間に近づいたMr.フォックスは野生の本能が目覚めてしまい、人間たちの飼育場から昔のように獲物を盗むことに熱をあげていく。日々獲物を盗まれる人間たちの怒りはついに絶頂に達し、結束した3人はトラクターを使って根こそぎ丘を掘りかえし始めた――。父親として、“ファンタスティック"に生きたいMr.フォックスと土の中で生活する彼の仲間たちは、野生の本能と誇りをかけ、人間たちと戦い始める!

 

今度はキツネの話。なんでウェス・アンダーソン作品にはこうも自己愛をこじらせた父親ばっかり出てくるんだ?それがみんな魅力的だから面白い。

人間と動物の争いは「犬ヶ島」にも共通するテーマ。ファンタスティックMr.FOXの方が

ストーリーがコンパクトでわかりやすいかも。

この作品もユーモアが溢れててどこをみてもクスッと笑えますよ。

 

5位「ダージリン急行

長男フランシス、次男ピーター、三男ジャックのホイットマン3兄弟。彼らはフランシスの提案で、インド北西部を走るダージリン急行に乗り合わせた。旅の目的は、父の死をきっかけに1年ものあいだ絶交状態にあった兄弟の結束を再び取り戻すこと。バイク事故で瀕死の重傷を負い、奇跡の生還を果たしたばかりのフランシス。兄弟から父の遺品を独り占めしたと非難され、妊娠7ヵ月の妻アリスとも上手くいっていないピーター。そして、家族をネタに小説を書き上げたばかりのジャックは、失恋の痛手を引きずっていた。それぞれに問題を抱える3兄弟は、早々に衝突してしまうが……。

 

この作品に出てくる3兄弟は皆ややこしそうな人物ばっかり。

一度絶縁状態になってしまった兄弟がなんとか絆を取り戻そうとするが、そう簡単にはいかない。兄弟だからこその複雑な心境が繊細に描かれた作品。

皆それぞれに抱えているものがあって、昔と同じではなくなっているという当たり前のことが少し切なく感じる作品です。