SABUROGU

アラサー文系会社員の逆襲

【遊びから「働く」を考える】「だれのための仕事――労働vs余暇を超えて」を読む。

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もーつかれた。

仕事やめたい。

 

やっぱ仕事で疲れてくるとそう思うんですよね。

特に朝起きた時と終電間際の電車とか。

 

でも「お金もらってるから」、

「生活のために我慢しなきゃ」、

「土日で目一杯遊ぶために平日は我慢しよう」とか、

いろいろ頭で仕事のストレスを我慢する理由をあれこれ考えて、会社に向かう。

 

これがマズイみたいです。

 

 

 ▪️本の内容ざっくり紹介

たのしい仕事もあればつらい遊びもある。仕事/遊び、労働/余暇という従来の二分法が意味を消失した現代社会にあって、わたしたちが生きることを支えているものはなにか、それは「働く」ことと「遊ぶ」こととどのようなかかわりがあるのか――。人間性の深みまで掘り下げて労働観・余暇観の歴史にせまり、人間活動の未来像をさぐる、清新な労働論。

 

▪️実際に読んでみて、いちばん印象に残った一文

「遊び」という間を欠いた仕事が、労働、つまり「労苦」としての近代的労働なのではないか(本書P110)

 

やっぱり「遊び」というキーワードが重要だった!?

saburo.hatenablog.com

 

▪️読んでみたいと思った理由

仕事が占める時間的、労力的な割合ってかなり高いのに、

それに見合うほどの成果がでていると感じられない。(お金とか評価とか満足感とか)

 

しょうがないから平日はなんとか耐え抜いて、土日に自分のしたいことを頑張ろうとする。 

自分のやりたいことにもっと時間やお金や体力を使いたいと思えば思うほど、

仕事が辛くなってくる。

 

本当はもっと働くことを楽しみたい!遊ぶように働きたい!

 

そう思って手に取った一冊です。

  

▪️この本でわかったこと、考えたこと。

著者が鷲田清一という元大阪大学総長の哲学の先生ということもあり、

概念的な内容で、明日からすぐに役に立つハウツー本ではありません。

 

かといって専門的すぎる内容でもなく、「働くということ」を考えるための刺激をこれでもか、とあたえてくれる本です。

 

とりあえず、下記の3点にポイントを絞って本気で考えて、なんとか自分に活かしたいと思います。

 

・仕事への対価ではなくて、仕事そのものの経験を評価しないと絶対によくない。

・「何かのための仕事」ではなくそれ自体を経験する「遊び」の要素をもった仕事。

 →遊びの偶然性、それ自体の面白さ。

・未来のために今を犠牲にする仕事ではなく現在を経験する仕事の重要性

 

「労働」と「遊び」を高い次元で実現しているエリック・ホッファーについての

記事はこちら。

 ↓

 

▪️読みおわるまでにかかる時間

3〜5時間くらい。

 

▪️完全主観のざっくりレビュー

読みやすさ   ★★

買いやすさ   ★★★★★

驚き・新鮮さ  ★★★★

読んでよかった ★★★★